夏は写真館にとって多少暇な時期です。
そんな暇な時期に研究会の大会やコンテストや展覧会等が目白押し状態。
収入が無いのに経費が・・・・涙
でも大会等で講師の先生方のお話を聞かせて頂いたり、仲間から刺激を受けたり、
これらに参加しながら見つめ直す事が自分の写真のレベルを上げていく事にも繋がるので自分を高めていく時期でもあります。
そこで得たものをお客様に提供し、常にお客様にはその時の自分のベストで撮影させて頂きたいと考えています。
そんな中、今年の夏の最後の大会が旭川で開催されました。
私も旭川支部の一員として大会の準備や運営をお手伝いさせて頂きました。
前日から空港に講師のお迎え。更には歓迎会や本大会での二次会のセッティング等も。
そして有ろう事か今大会の総合MCを担当する事態に・・・(><)
総会や本大会ではカチカチの台詞通りに。
懇親会では毒舌を吐きまくり終始お笑いに徹してきました。
会場が終始笑いの絶えない時間が流れホッとしました。
そんなバタバタとした中でコンテストも行われ、今年は137点の中での審査となりました。
一部一般の部、二部家族の部の二部制で、あろうことか僕は二部に出品するのを忘れてしまいました。
入選枠は其々5点。
特選、準特選、その他入選が3点。
順位が発表される前に入選した作品が並んでいるのを見て、モノクロは私のだけで、内容的にも他の作品に負けてはいないと感じたのでそれなりに良い位置に付けているなあとは思っていました。
入選枠に入ればそれ程差は無いのでどれがトップになってもおかしくはありません。
あとは審査する講師の先生の考え方や好みで順位が変わるくらいですのでとりあえず入選枠に入ってくれたらそれだけでありがたい事です。
いよいよ順位の発表の時、入選3席から順に名前が発表されるのですが、入選一席の段階で私の名前が呼ばれず、
更に会場で冗談っぽく入選者が最後の最後に数人入れ替わったみたいだよと聞いたので、あれ?もしかして
入れ替わったのって俺か~~~???? とちょっとソワソワ。
準特選でも名前が呼ばれず・・・・・
最後の最後、一部一般の部 特選 奥山陽一会員 「102歳・今をいきる」と発表されてホッとしました。
そんなこんなで今年の夏の最後の大会でも良い成績を残す事が出来ました。
作品のお婆ちゃんは先日のブログでもUPさせて頂きました102歳のお婆ちゃんです。
玄孫までの4世代が揃った家族写真で御来館頂いたお客様で、玄孫を優しい目で見詰める姿がとても優しくて
その姿をそのままモノクロで撮影させて頂きました。
カメラを覗きながら接していると生きる事や命の重み等、お婆ちゃんから色んなものが伝わってきました。
そこに居てくれるだけで何かが伝わるって凄いなあと深く考えさせられる撮影でした。
お婆ちゃんの優しい人柄が表現できた事が僕にとって一番の喜びです。
お婆ちゃんありがとうございました。