知床より

May 12, 2017

写真展の打ち合わせと下見も終わり、宿泊は爺さんの山小屋。

 

この時代に未だ電気も水道も通っていません。

 

昔からランプと薪ストーブの生活です。

水は湧水、風呂は川の淵に五右衛門風呂があったのでバケツで水を汲んで運ぶ手伝いをしたのを

覚えています。 そういう事もちっとも苦ではなく、五右衛門風呂に入れるのが楽しみで水汲みも楽しくやっていた事を思い出します

 

ドラマ北の国からが始まったころ、結構話題となりましたが僕にはそんなに珍しい生活には感じませんでした。

こっちは生まれた時から元祖北の国からみたいなもんでしたから 笑

 

そんな五右衛門風呂も今はありません。

祖父が他界してからあまり使われる事がなくなってしまい錆びて穴が開いてしまったらしく知らないうちに無くなっていました。
電気も発電機が置いてあり、久しぶりに山小屋に行ってみてちょっと雰囲気が変わってしまいビックリしました。

 

ランプの生活が良い雰囲気を醸し出していたのに・・・・

 

そのうちドラム缶でも良いから風呂を作りたいと企んでいます。

 

 

今朝は小屋の横の小川の淵に行者ニンニクがいっぱい生えているのを発見してニヤニヤ、早速一握り採ってきて薪ストーブでパスタと一緒に調理して食べちゃいました。

 

相撲の事は良く解りませんが隣の地主さんは元横綱大鵬さんとか言う力士の親方の土地らしく、

その脇にヒグマの巣穴を発見。

 

既に熊は居なくなっていますが、山小屋は秋のヒグマの通り道なので熊のフンの跡が小屋の周りに何箇所かありました。

 

 

子供達ははしゃぎまくりで楽しそうだけど、僕の父が昔を懐かしみながら一番楽しそうにはしゃいでいました。
山小屋を手にしたのは何となく最後の良い親孝行だったのかなって思います。

 

 

今の自分が何にもない所でも生きていける逞しさを与えてくれた爺さんとその山。


色んな思い出が詰まった山をガキの頃から爺さんが死んでも守りたいと言ってきました。

 

亡くなった恩師を連れてキャンプをした事も、多くの友人を連れて釣りをしたり川の水を汲み五右衛門風呂に

 

浸りながら語った事も、この山が無くなれば全て消えてしまう。

 

子供達や次の世代に残してやりたいものは銭じゃない。


自分の生き様やルーツをしっかりと残し伝える事です。

 

 

豊かな国日本と言われていますが、何が豊かなのでしょう?

 

僕は豊かな国ではなく、便利な国日本だと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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