ちょっと遅いGWのお休みを頂き知床まで走りました。
facebook等ではすでにUPしておりますが、実は先日知床の斜里岳の麓の山を購入しちゃいました。
とはいっても祖父が山形から開拓に入りその当時に作業していた山小屋等も残してくれていたのですが、
祖父の他界後に跡を継いで管理していた叔父も高齢となって身体を壊してしまい、同時に他所の国の輩が
あちこち土地を買い漁っていて祖父の山も湧水が二か所も沸いていたり世界遺産の中にある事から狙われているとの噂もチラホラ・・・・
僕が幼少の頃から毎年休みの度にその山小屋でキャンプをしたり裏の川で魚釣をしたり祖父と山歩きをしたり、
生きる事を学んだ思い出がいっぱい詰まった山です。
広さにして2万㎡以上(あまりピンときませんが)誰も祖父の山を守ろうともしないし、叔父が放棄すればその息子に財産として渡る事になりますが当のその息子はさっさと売ってしまうだろうとの事、悩んだ末に僕が手を挙げました。
もちろん身内価格で安く購入しましたが明日から梅干しでご飯を食べる生活が待っているかもです。
でも大切なものを残した思いで決断しました。
そんな事で土地の権利書や登記簿等をもらいに走りましたが、今回は山の事だけではありません。
実は5月26日から清里町に新しく出来た「きよ~る」という観光施設で写真展を開催する事になり、その打ち合わせも
あったので走りました。
お城の様な形をした焼酎工場に隣接して出来た施設ですがとても立派な施設でした。
今回の写真展は僕の単独ではなく、父と一緒の「二人展」という形で開催します。
知床出身の父が周りの友人達に声を掛けて頂き、皆高齢となってこれから先なかなか集まる事も少なくなる事もあり少しでも動けるうちに故郷で写真展でもやってはどうかとの事、息子の私もあちこちで活躍しているみたいだし一緒にやってはどうかとお話を頂きました。
最初役場の方からお話を伺った時は僕は岩見沢の店をオープンしたばかりだし、子供の怪我や病院の事もあるので、一週間店を離れるのは到底無理があるし、何より今の時点でモデルを探し、撮影して新しく作品を作る事は安易ではありませんので中途半端な作品を作って見て頂くには大変失礼なのでお断りしようと思っていました。
でも父からは年齢的にも体力的にもこれが最後の写真展になるだろうとの事。
その最後の写真展はいつか親子でやるのが夢だったという父の願いを叶える事にしました。
正直かなりしんどいです。
僕はこれまでの「ガラスの女」シリーズから過去の個展「右の胸と左の胸」の一連の作品。
そしてガラスの女に絵画的表現を取り入れた新作を展示する予定で、只今連日制作に取り掛かっています。
作品は全て 和紙 にプリントしています。
あっ、写真展は写真屋さんの仕事の営業写真とは全く違います。僕のもう一つの裏の顔の方の作品ですので 笑
道東にお住まいの方も住んでいない方もお時間があれば是非会場に遊びに来てくださいね。
開催期間 5月26日 9時 ~ 6月1日 15時迄
会場 「きよ~る」
北海道斜里郡清里町羽衣町62番地
開館時間 9時~18時まで
30日31日は写真の大会に出席のため留守にする以外は会場若しくは近くに滞在しております。
サイン会や握手会はないけど 笑
カフェコーナーもあるのでコーヒーくらい飲んでいって下さい。
ソフトクリームも美味しいよ。
ではちょっとだけ展示予定の作品をUPしておきます。