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  • gunba-1121

三ケ日~東京2


三ケ日を早朝に出発していざ東京へ!

台風が予報より早くに抜け去ってくれた様で晴天でした。

暑い!!

今回の大会には先月北海道大会で講師をしてくれた北九州の多々良さんがオブザーバーで参加。

北海道で刺激を受け、僕が今までやってきた作品の世界を学びたいと言ってくれたので誘ってみたら即答でした。

講師で来てくれた方には失礼かもしれないけど、大胆な切り口の構図で勝負している写真に会員の皆が凄いと言っているけど、僕の目にはこの人は何かに迷っているんじゃないか?という感じに見えました。

大会の後に知床でやっていた自分の写真展に拉致して見てもらい、色々と話をするとやっぱり色々と悩んでいる事を話してくれました。

でも写真展を見て僕と話をした事でやっぱり自分は作品がやりたい!営業写真も作品も最後は境目なんて無いのだから作品をやるべきだと感じたそうです。

やっぱりなあ・・・

それなら日肖の大会に参加してみてはどうかと誘ってみました。

昼に待ち合わせて展覧会を見てから蕎麦屋で昼食を摂り、その後五反田の会場に向かい時間があるので喫茶店で休憩しながら先生からも色々と話をして頂きました。

その後は総会で長く会に貢献しているお二人の大先輩の基調講演で70年の歴史を振り返りながら色んな話を聞かせて頂き、会の審査委員でもあった亡くなった恩師を思い出しながら楽しい時間を過ごしました。

総会の後は恒例のパーティー。

年齢もキャリアも関係なく純粋に作品の話で盛り上がる楽しい席です。

ここでオブザーバーの紹介をさせて頂き、二次会に移動の時に会長と話をしてこれまでは簡単には入れる様な会ではなかったけど、若手を育てていく為にも玄関先は広くして会に入ってから厳しく育て上げる方が今の日肖には必要ではないかと提言させてもらいました。

会長もそれには快く賛成して下さり、本人にも意思確認をしたところ是非入会して勉強させて下さいと言うので、乾杯の席で皆さんに入会させてやってほしい、皆さんで若手を育ててほしいとお願いしたところ皆さんに温かく向かい入れて頂く事が出来ました。

僕自身二十歳でこの会に出会い、入会を目標にしましたが許可が出るまでに5年掛かりました。

50代でも若手と言われるこの会で僕だけ25才だったので若手どころか赤ん坊の様なものでした。

今の僕が30年も作品に向き合いながらタフでいれるのはこの日肖写で育てて頂いたからだと思います。

これから彼がどう進化していくのか楽しみに見守っていきたいと思います。

翌日は早朝から展覧会に入選した100点近くの作品を一枚ずつ検証していく合評会。

これがこの大会のメインイベントです。

司会進行のコーディネーターはこれから会を背負っていく若手が担当します。

これが間近に作品を見て先輩の皆さんからの意見を照らし合わせながら色々と考えさせられたりもするので一番勉強になるし、若手を育ててくれようとするこの会の良いところでもあります。

僕も毎年もう10年くらい司会をさせて頂いていますが今回はトップバッターで司会を務めさせて頂きました。

最初から大御所の前会長の作品が出てきたりでけっこう緊張しましたが何とか担当の20点を無事に終える事が出来ました。

第70回の大会も無事に終え、終わった後は鹿児島の仲間とオブザーバーの多々良さんとで最後まで色々と作品談義も出来て楽しい時間を過ごさせてもらいました。

鹿児島の仲間は僕より少し後から入会したけど、今回は胃癌の手術を受け胃を3分の2を切除したそうです。

掛ける言葉が見つからず、でも僕らしく、3分の1残って良かったじゃん!!と笑って振舞いました。

そんな身体でも作品を出してくる姿に感動しました。

ライバルも一人増えたし、まだまだ負けてられません!

既に新しい作品を色々と考えてワクワクしています。

先生や仲間のお陰で楽しい時間を過ごさせて頂いた三ケ日~東京でした。


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